二方路線加算率の算定の基礎は二方路線に面した典型的な土地を念頭において考えましょう。
二方路線影響加算率は、次のような典型的な二方路線に面した土地を前提として決められているという理解があれば、それ以外のケースで同じ率を使うのは合理的でなく、その加算率を調整する必要があります。
地区区分 | 加算率 |
ビル街地区 | 0.03 |
高度商業地区 繁華街地区 | 0.07 |
普通商業・併用住宅地区 | 0.05 |
普通住宅地区 中小工場地区 大工場地区 | 0.02 |
185,000円(側方線価)×0.91(奥行距離40mに対応する奥行価格補正率)×0.02(二方路線影響加算率)×15m÷(15m(側方路線との接面距離)+15m(側方路線との非接面距離))=1,683円
奥行各区補正後の価額は差引計算により評価する方法で算出することができます。
(計算例)