2024年9月6日 / 最終更新日時 : 2024年9月6日 wakabayashi その他遺産はいつから処分できるのか 相続が開始し、遺産分割協議が終わって、各相続人が相続する財産が確定すれば、相続した遺産はその相続人の所有になるため、自由に処分することができます。納税は確定申告の時期が来れば必ず必要となりますが、それまでにその財産を処分することは自由です。大切なのは、相続人間で遺産分割協議が成立しているという点です。
2024年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年9月3日 wakabayashi その他年金受給権者の死亡届について 年金の受給権者が死亡した際には「年金受給権者死亡届」と「未支給年金(保険給付)請求書」を社会保険事務所等に提出し未支給分の支払い請求を行います。請求が受理されると故人が受け取るはずであった未支給分の年金が一定の遺族に支給されます。被相続人の未支給年金を受給したときは相続財産ではなく受け取った者の一時所得となります。
2024年9月2日 / 最終更新日時 : 2024年9月2日 Uchida その他被相続人の残高証明書の発行依頼について 被相続人の残高証明書の発行依頼の方法として、必要な書類を揃える事からはじめましょう。 被相続人の死亡と、請求者が相続人であることが証明できる戸籍謄本、相続人の身分証明書(免許証など)、実印、印鑑証明書、被相続人の通帳、キャッシュカード(手元にあれば)。
2024年9月2日 / 最終更新日時 : 2024年9月2日 wakabayashi その他誰も相続しない場合の手続き 相続人全員が相続放棄をした、あるいは法定相続人となる親族が存在せず遺言もない場合、相続財産清算人の選任が必要です。相続放棄によって遺産を相続することはなくなりますが、一定の場合は遺産の管理義務が無くなるわけではありません。相続財産清算人が選任されたら財産を引き渡すことができるので財産管理義務がなくなります。
2024年8月30日 / 最終更新日時 : 2024年8月30日 wakabayashi その他相続による自動車の名義変更手続き 自動車を相続した場合、まず自動車の証明書類を用意しなければなりません。車検証のコピーと自動車の金銭的評価を証明するための査定証が必要です。公的な手続きに必要な査定証は、財団法人自動車査定協会で発行してもらえます。この査定価額に基づいて遺産分割を行い、自動車を相続する者を決めることになります。
2024年8月28日 / 最終更新日時 : 2024年10月10日 wakabayashi その他遺族年金の受給手続き 遺族年金は国民年金、厚生年金保険の被保険者が亡くなられた時に、残された遺族に対して支給される年金です。受給資格期間が25年以上あることが必要で、「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」の二つがあり、年金の納付状況によりいずれか、または両方が支給されます。必要書類と共に年金請求書を住所地の市区町村役場の窓口に提出し、請求します。
2024年8月27日 / 最終更新日時 : 2024年8月27日 Uchida その他相続財産清算人の選任申立手続き 相続人の存在、不存在が明らかでない場合、特定遺贈を受けた者や特別縁故者、被相続人の債権者などが、被相続人の最後の住所地の家庭裁判所に相続財産の清算人の選任を申立てます。相続財産清算人は、被相続人の債権者等に対して被相続人の債務を支払うなどして清算を行い、清算後残った財産を国庫に帰属させます。
2024年8月21日 / 最終更新日時 : 2024年9月2日 wakabayashi その他共有者に相続人がいない場合について 不動産などを共有していて、共有者の一人が相続人のいない状態で死亡した場合、相続財産清算人選任申立 、債権者や受遺者に向け公告、相続権の主張催告、相続人不存在確定、特別縁故者からの申し立てが順に行われます。これらの者に財産分与が行われてもなお残余財産が有り、その中に被相続人との共有財産が有れば、共有者のものとなります。
2024年8月19日 / 最終更新日時 : 2024年8月19日 wakabayashi その他国民年金死亡一時金と相続税 国民年金に加入していて第1号被保険者として年金保険料を36ヶ月以上納付していた方が、老齢基礎年金・障害基礎年金を一度も受け取らないまま死亡してしまったときに、その方と生計を一にしていた遺族に一時金が支給される制度である国民年金死亡一時金は、所得税も相続税もかかりません。
2020年10月16日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他相続手続きの期限について 相続手続きには期限が定められているものあり、遅れると不利益を被ることがあります。相続開始から3ヶ月以内に相続するかどうかを確定し、相続放棄や限定承認をする場合は家庭裁判所に申請します。相続開始から4ヶ月以内に被相続人の「所得税」を申告する準確定申告、10ヶ月以内に相続税の申告、納税をします。遺産分割協議は無期限です。
2020年10月7日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他相続後の運転免許の返却手続きについて 運転免許証は公道における自動車の運転という特別な行為が許されたことを公的に証明するものです。この運転免許は死亡によって効力が失効しますので、速やかに警察署に返納することがルールとなっています。免許証返納のための具体的な手続きは、必要な書類を持って最寄りの警察署へ行き、返納手続きをします。
2020年9月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 Uchida その他相続の手続きに必要な資料の有効期限 相続手続きに必要な資料として、戸籍謄本や住民票、戸籍の附票、印鑑証明書などの有効期限を確認します。相続登記自体に有効期限が決まっているわけではありません。相続がスタートした時点で取得したものが必要で、権利のある相続人を特定します。印鑑証明は有効期限が決まっていないので、入手してから時間が経過していても利用可能です。
2020年9月11日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他FXポジションの相続 通常、FX口座は名義変更はできません。FXは証拠金取引なので株の信用取引や先物オプションと同様に移管できないことになっています。相続が発生すると被相続人のFX口座のポジョションはすべて決済(売却)され、決済後に残った現金を相続人の名義の新口座に移すことになります。
2020年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 Uchida その他相続でローン(債務)を承継する手続き 住宅ローンなどの金銭債務は、遺産分割の対象にはならないとされています。つまり、遺産分割協議によって分割を決められるのはプラスとなる財産(積極財産)だけで、金銭債務などのマイナスの財産は、プラスの財産の相続と同時に法定相続分に従って継承されます。プラスの財産を相続したからには債務負担を拒否することはできないのです。
2020年8月25日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他抵当権と相続、債務者変更登記 金融機関は被相続人死亡の連絡を受けると抵当権の変更登記を行います。付されている抵当権が根抵当権の場合、相続開始後6か月以内に指定債務者の合意の登記をしなければ、根抵当権の担保すべき元本が相続開始時に決定してしまい、新たな借り入れができず返済するのみとなってしまうので、抵当権の債務者変更登記を速やかに行う必要があります。
2020年7月28日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 Uchida その他相続発生後の手続き 相続が発生すると、様々な届出や面倒な手続きを行わなくてはなりません。これらの手続は、手続を行わなければペナルティが生じるものや、申請をしなければもらえない給付金もありますので、早めの手続が必要です。死亡届の提出、故人の準確定申告書の税務署への提出、電気・ガス・水道等の公共サービスの名義変更、勤務先への書類提出など。
2020年7月27日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 Uchida その他高額療養費の申請について 高額療養費とは、医療費の自己負担額が一定額を超えた場合に払い戻される支給金のことで、これは同一世帯の一か月に実際にかかった医療費をもとに計算されます。相続時における高額療養費について、相続人が受け取った場合でも、被相続人が受給すべきものとなりますので、被相続人の相続財産となります。
2020年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他世帯主変更届について 世帯主が死亡した場合は役場に通知し、新しい世帯主を決めなければなりません。ただし、世帯主の死亡により一人世帯になった場合、必然的にその者が世帯主となるので、手続きは必要ありません。死亡による世帯主の変更は、世帯主の死亡後14日以内に、新しく世帯主となる者か代理人が行います。
2019年3月29日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他死亡時に行う手続き 親族が死亡した時に行わなければならない手続きは、死亡の事実を知ってから7日以内に死亡届の提出、金融機関へ死亡の届出、国民年金や厚生年金の停止、健康保険証、年金手帳、運転免許証などの返却、各種加入団体への退会届、準確定申告、受給する給付金の請求などがあります。それから遺産相続手続きがはじまります。
2019年3月25日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他相続での電話の名義変更について 電話契約をされていた方が亡くなられた場合、電話を廃止するか名義変更の手続きが必要です。故人の死亡の事実とその年月日並びに故人と相続関係にあることが証明できる文書と新しい名義人となる方の印鑑を用意して電話の加入センター等へ持参か郵送します。故人の死亡を親しい知人などに知らせた後、電話の契約を廃止するのも一つの方法です。
2019年3月14日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他国民健康保険の葬祭費とは 国民健康保険には葬祭費の給付制度が設けられており、国民健康保険加入者が死亡すると葬祭費が支給されます。国民健康保険葬祭費は相続人が受給するものですから相続財産には含まれません。国民健康保険葬祭費は請求すれば給付されます。請求手続きは葬儀を行った日から2年以内に実際に葬儀を執り行った人(喪主)が行わなければなりません。
2019年2月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他労災保険の葬祭料請求について 葬祭料とは労災保険の一つで、業務災害によって労働者が死亡した場合、その葬祭を行った者に対して支給されるお金のことです。 故人が通勤災害によって死亡した場合は、葬祭給付と呼ばれます。通常これは葬祭を行った遺族に支払われますが、故人に遺族がおらず、会社や友人が葬祭を行った場合はその会社や友人に支払われます。
2019年2月7日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他死亡保険金の請求について 死亡保険契約を締結している方が亡くなったときは、保険金受取りの手続きを行なうと、死亡保険金が支給されます。故人が加入していた生命保険を確認し、保険金の受取人となっている者が口頭、もしくは書面で保険会社に死亡の事実を知らせると、生命保険会社から必要書類の案内と請求書が送られてきます。
2018年12月25日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 wakabayashi その他印鑑登録をしていた人が死亡した場合 転居の場合は転出届、死亡の場合は死亡届を提出すると自動的に抹消されますので、印鑑登録の廃止手続きは必要ありません。市区町村によっては印鑑登録証の返却が必要となります。相続の際に必要な書類や印鑑登録が必要な方も委任状があれば引き取れますが、死亡してしまった故人は本人の取得が不可能ですので、代理人が受け取ることが可能です。